先に結論
- トラクターなどの農機具は、多くの市町村で粗大ごみに出せません。
- まず型番を確認して、無料査定へ。当センターは引き上げ費用0円です。
- ナンバーの付いた機械は、手放したあと市町村への届け出が必要です。
この記事で分かること
結論:トラクターの処分は「まず型番を見て、無料査定」
売れるかどうかで、その後の進め方が変わります。まず型番を確認して、値段がつくかを聞くのが近道です。
トラクターは、同じメーカーでも型番によって年式や大きさが違います。型番が分かれば、お電話でもおおよその目安をお伝えできます。値段がつけば買取、つかなければ別の方法を考えます。ナンバーが付いている機械は、どちらの場合も届け出が必要です。
1型番は分かりますか?
はいお電話で型番を伝えると、目安をすぐにお伝えします
いいえ機械の写真を送ってください。一緒に探します
2値段はつきますか?
つく買取。引き上げ費用はかかりません
つかない引き取りの可否と、ほかの処分方法をご案内します
3ナンバーは付いていますか?
付いている手放したあと、市町村に廃車の届け出をします
付いていない届け出は不要です
型番が分かれば、お電話ですぐに目安をお伝えします。
電話で聞いてみる(0120-159-183)農機具は粗大ごみに出せない
トラクターのような重い農機具は、多くの市町村で「収集できないもの」になっています。販売店や処理業者に頼むよう案内されています。
家庭ごみの粗大ごみは、家具や家電を前提にしています。トラクターのように大きく重い機械は、収集車に積めません。小さな農機具なら出せる市町村もありますが、重さの上限や、燃料を抜くなどの条件があります。
農業で使った機械は「産業廃棄物」になることがある
新潟県上越市は、農機具を家庭用に限って扱い、「事業活動(農業)に伴い生じたものは産業廃棄物」としています。この場合は、産業廃棄物処理業者に頼む必要があります。(上越市「市では収集しない主なもの」)
茨城県内の例
| 市町村 | 農機具の扱い |
|---|---|
| つくば市 | 「農業用機械類・資材」は市で収集・処理しない。販売店で引き取ってもらうか、廃棄物処理業者に委託する出典 |
| 取手市・守谷市・常総市・つくばみらい市 | 50kgより重い農機具は収集できない。それ以下を粗大ごみに出すときは、燃料とオイルを必ず抜く出典 |
お住まいの市町村の扱いは、ごみの分け方の案内で「農機具」を探すと確認できます。
トラクターの処分方法は7つ(お金が戻る方法・かかる方法)
お金が戻る方法と、お金がかかる方法があります。機械の状態と、かけられる手間で選びます。
| 方法 | お金 | 手間 | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| ① 買取業者に売る | 戻る | 少ない | 手間をかけずに片付けたい。何台もある |
| ② 販売店の下取り | 戻る(新しい機械の値引き) | 少ない | 新しい機械に買い替える |
| ③ JAに相談する | 内容による | ふつう | ふだんからJAとやり取りがある |
| ④ スクラップ業者 | 少し戻る/かかる | 運搬の手配が要る | 値段がつかない古い機械 |
| ⑤ 不用品回収業者 | かかる | 少ない | ほかの不用品とまとめて片付けたい |
| ⑥ 知人・近所の農家に譲る | 話し合い次第 | 運搬・名義の手続き | 使ってくれる人がいる |
| ⑦ ネットオークション・フリマ | 戻ることがある | 多い | 撮影や発送のやり取りに慣れている |
表1 処分方法7つの比較。費用は業者・距離・重さで変わるため、どの方法でも事前に見積もりを取ってください。
処分にかかる費用は?
当センターでは、引き上げ(引き取り)の費用はいただいていません。査定・出張・キャンセルも無料です。ほかの方法の費用は、業者や距離、機械の重さで大きく変わります。依頼する前に、必ず書面で見積もりをもらってください。
① 買取業者に売る
自宅まで見に来てもらい、その場で金額を聞けます。運び出しも業者が行います。年式が新しい機械や、何台もまとめて手放すときに向いています。
② 販売店の下取り
新しい機械を買うときに、古い機械を引き取ってもらう方法です。戻るお金は、新しい機械の値引きという形になります。買い替えない場合は使えません。
③ JAに相談する
地域のJAでも、農機具の下取りや処分の相談ができる場合があります。対応は地域のJAによって違うため、窓口で確認してください。
④ スクラップ業者に頼む
金属くずとして引き取ってもらう方法です。重さに応じて少しお金が戻ることもありますが、運搬費で差し引きゼロや持ち出しになることもあります。
⑤ 不用品回収業者に頼む
家の片付けとまとめて頼めるのが利点です。ただし、許可のない業者とのトラブルが起きています。頼む前に「無料回収」の注意点をお読みください。
⑥ 知人・近所の農家に譲る
使ってくれる人がいれば、機械を活かせます。運搬の手配と、ナンバー付きの場合は名義の手続きが必要です。
⑦ ネットオークション・フリマで売る
自分で値段を決められます。一方で、撮影・説明文・質問への返答・発送の手配まで、すべて自分で行います。大きな機械は送料も高くなります。
売れるもの・売れにくいもの
ご家庭に多い小〜中型の機械(トラクター50馬力以下、コンバイン3条以下など)も買取の対象です。迷ったら、下の一覧にないものも含めてお問い合わせください。
動かない機械は売れる?
大きさと機種によります。50馬力・100馬力クラスの大きな機械は、動かなくても値段がつくことがあります。ただ、その数は多くありません。小型で動かない機械は、難しい場合もあります。まずは型番を確認して、お問い合わせください。
コンバインも同じです。動かない・壊れているコンバインでも、条数や型番によっては買取の対象になります。あきらめて処分する前に、型番と写真でご相談ください。
茨城県での買取事例(古い機械・動かない機械)
当センター(茨城)で実際に買い取った、古い機械と動かない機械の例です。詳しい状態は、各実績ページでご覧いただけます。
一覧にない機械や、売れるか分からない機械も、お気軽にご相談ください。
型番の見方(トラクター・コンバイン・田植機)
型番は、車体の型式表示と、銘板(めいばん)という小さな板に書いてあります。型番が分かると、お電話ですぐに目安をお伝えできます。
型番が書いてある場所は、主に2つです。ひとつは、ボンネットの横などに大きく書かれた型式表示。もうひとつは、車体に付いた銘板(コーションプレート)です。銘板には型式名のほか、製造番号なども書かれています。写真では、型式表示を赤い枠、銘板の場所をオレンジの枠で示しています。
トラクター:メーカーで場所が違う
| メーカー | 銘板の場所 |
|---|---|
| クボタ | 車体の前のほうの下、前輪の奥のフレーム |
| クボタ(古い小型) | 座席の足元のあたり |
| ヤンマー | 座席の後ろ(キャビン付きでも同じ) |
| イセキ | 運転席の左の足元、ステップの近く |






コンバイン:足元のステップのまわり
コンバインは、メーカーが違ってもほぼ同じ場所です。運転席に上がるステップのまわりを見てください。



田植機:メーカーで場所がばらばら
田植機は、メーカーごとに銘板の場所が違います。見つからないときは、写真を送ってください。



もっと詳しく:銘板(コーションプレート)の読み方
- 型式名・販売型式名:機械の名前です。お電話では、メーカー名とあわせてこれを伝えてください。
- 製造番号:1台ごとの番号です。年式を調べるときの手がかりになります。
- 連続定格出力:馬力です。クボタの銘板などに書かれています(例:17.5PS)。
古い機械は、銘板の文字が消えかけていることもあります。読めるところだけで構いません。
分からないときは
銘板が見つからない、文字が読めないときは、機械の全体と、それらしい場所の写真を送ってください。分かりにくい場合は、一緒にご案内します。
査定に必要な写真の撮り方
4枚あれば査定できます。機械の全体、型番、使用時間のメーター、気になる箇所です。



サビ・破れ・オイル漏れ・欠けた部品など
使用時間のメーターの見方
使用時間は「アワーメーター」と呼ばれる表示で分かります。数字が回るアナログ式と、画面に表示されるデジタル式があります。デジタル式は、鍵を回して電源を入れないと表示されません。バッテリーが上がっていると確認できないため、そのときは「表示されない」とお伝えください。



古い機械・動かない機械も同じ4枚で
撮り方は同じです。動かない場合は、「エンジンがかからない」「何年動かしていない」など、分かることを一言添えてください。
写真を送るだけで査定できます。型番が分からなくても大丈夫です。
ナンバー付きトラクターは「廃車」の届け出を忘れずに
ナンバーの付いた機械は、手放したあと市町村に届け出ます。届け出ないと、毎年の税金がかかり続けます。
小型特殊自動車(こがたとくしゅじどうしゃ)とは
農耕作業用で乗る装置があり、最高速度が時速35km未満の機械のことです。トラクター、コンバイン、田植機などが当てはまります。市町村に届け出ると、ナンバー(標識)が交付されます。出典:茨城県五霞町
届け出の窓口と持ち物
- 窓口:お住まいの市町村の税務の担当(市民税課など)
- 持ち物:ナンバー(標識)と、標識交付証明書
- 期限:手放した日から30日以内
茨城県日立市の場合は、市民税課か各支所で受け付けています。(日立市「軽自動車の申告」令和7年度版)必要なものは市町村で少し違うため、事前に窓口へ確認してください。
税金は4月1日の持ち主に1年分かかる
この税金(軽自動車税)は、毎年4月1日の時点で登録されている人に、1年分がかかります。4月2日以降に届け出ても、その年度の分は納めることになります。手放すことが決まったら、3月中に届け出を済ませると安心です。(四日市市「小型特殊自動車」)
- 1月
- 2月
- 3月ここまでに届け出
- 4月1日この日の持ち主に1年分
- 5月
- 6月
- 7月
- 8月
- 9月
- 10月
- 11月
- 12月
税金の額は市町村で違う
農耕作業用の小型特殊は、年2,400円の市町村が多くあります。(四日市市)ただ、額は市町村が決めているため、同じではありません。たとえば茨城県日立市は、二輪のもの2,000円、四輪で1,000cc以下3,000円、1,000cc超3,900円としています。(日立市)正確な額は、お住まいの市町村でご確認ください。
時速35km以上などの大きな機械(大型特殊)の場合
大きさや最高速度が小型特殊の基準を1つでも超えると、大型特殊自動車になります。この場合は軽自動車税ではなく、固定資産税(償却資産)の対象です。(五霞町)手続きは、市町村の資産税の担当にお問い合わせください。
離農・親の農機具を片付けるときの進め方
機械をすべて書き出し、型番を確かめて、まとめて査定を頼むのが早道です。
- 1機械をすべて書き出す納屋や倉庫にあるものを、小さな作業機も含めて書き出します。
- 2型番と写真をそろえる1台ずつ、全体と型番の写真を撮ります。
- 3鍵・説明書・書類を探す鍵、取扱説明書、ナンバー付きなら標識交付証明書を探します。
- 4まとめて査定を頼む1台ずつより、まとめて見てもらうほうが早く片付きます。
- 5引き渡し後に届け出るナンバー付きの機械は、市町村に廃車の届け出をします。
図4 片付けの5ステップ
印刷して使えるチェックリスト
納屋の前で書き込めるように、印刷できる表を用意しました。
農機具の片付けチェックリスト
| 機械の種類 | メーカー | 型番 | 動く? | 鍵・説明書 | ナンバー |
|---|---|---|---|---|---|
| はい・いいえ | あり・なし | あり・なし | |||
| はい・いいえ | あり・なし | あり・なし | |||
| はい・いいえ | あり・なし | あり・なし | |||
| はい・いいえ | あり・なし | あり・なし | |||
| はい・いいえ | あり・なし | あり・なし | |||
| はい・いいえ | あり・なし | あり・なし | |||
| はい・いいえ | あり・なし | あり・なし | |||
| はい・いいえ | あり・なし | あり・なし | |||
| はい・いいえ | あり・なし | あり・なし | |||
| はい・いいえ | あり・なし | あり・なし |
書き終えたら、写真と一緒に送ってください。 茨城農機具買取センターネクスト 0120-159-183
相続した機械を売るとき
持ち主が亡くなっている場合は、売ることをご家族の間で話し合っておくと、その後の手続きが進めやすくなります。査定のときに、状況をお聞かせください。
「無料で回収します」には注意
許可のない業者に頼むと、高額な請求や不法投棄のトラブルになることがあります。
- 「無料で回収します」軽トラックで巡回している業者を呼び止める
- 積み込み不用品をトラックに積んでしまう
- 「積み込み料は6万円」回収は無料でも、積み込みは有料と言われる
- 困ったら188へ消費者ホットラインに相談する
図5 京都府の消費生活安全センターに寄せられた実際の相談をもとにした流れ
実際にあったトラブル
「無料」とアナウンスしながら巡回していた業者に、無料を確かめてから回収を頼んだところ、積み終えたあとで6万円を請求されたという相談がありました。業者は「回収は無料だが、積み込み料金がかかる」と説明したそうです。(京都府消費生活安全センター)
頼む前に確かめること
- 家庭のごみを回収するには、市町村の「一般廃棄物収集運搬業」の許可が必要です
- スピーカーで呼びかけながら巡回する業者は、許可がない可能性が高いとされています
- 頼む前に、見積もりや契約書を書面でもらいます
困ったときの相談先
消費者ホットライン「188(いやや)」に電話すると、お近くの消費生活センターにつながります。
不法投棄には重い罰則がある
廃棄物を不法投棄すると、個人は5年以下の拘禁刑もしくは1,000万円以下の罰金(またはその両方)、法人は3億円以下の罰金になります。(神奈川県)安さだけで業者を選ばず、許可と書面を確かめてください。
処分の前に気をつけたい安全のこと
燃料やバッテリーは無理に自分で外さず、引き取りのときにお伝えください。
- 長く動かしていない機械は、無理にエンジンをかけたり動かしたりしないでください
- 燃料が残っているか、バッテリーが付いているかを、分かる範囲でお知らせください
- 鍵は捨てずに、見つかったら保管しておいてください
よくある質問
Q. 引き上げにお金はかかりますか?
A. かかりません。当センターでは、引き上げ(引き取り)の費用はいただいていません。査定・出張・キャンセルも無料です。
Q. 型番が分からなくても大丈夫ですか?
A. 大丈夫です。機械の全体と、型番が書いてありそうな場所の写真を送っていただければ、一緒にお探しします。
Q. 動かないトラクターでも引き取ってもらえますか?
A. 大きさと機種によります。50馬力・100馬力クラスの大きな機械は、動かなくても値段がつくことがあります。小型で動かない機械は難しい場合もあるため、まず型番でご確認ください。
Q. 査定だけでもいいですか?断ってもいいですか?
A. はい。査定・出張・キャンセルはすべて無料です。金額にご納得いただけなければ、お断りいただいて構いません。
Q. 何台かまとめて頼めますか?
A. はい。トラクターと作業機、管理機などをまとめて見せてください。値段がつくかどうかは、機械ごとにお伝えします。
Q. ナンバーはどうすればいいですか?
A. ナンバーの付いた機械を手放したら、市町村の税務の窓口に届け出ます。ナンバーと標識交付証明書を持っていきます。4月1日に登録が残っていると1年分の税金がかかるため、3月中に済ませると安心です。
まとめ
- トラクターなどの農機具は、多くの市町村で粗大ごみに出せません。
- まず型番を確認して、無料査定へ。当センターは引き上げ費用0円です。
- ナンバー付きの機械は、手放したら30日以内に市町村へ。3月中だと安心です。